2023年
8月号
毎日35度を超える猛暑。一歩外に出ると思わず「暑い…」そんな言葉が出てしまいます。
この暑さはまだまだ続きそうな予感。熱中症対策を取りながらこの暑い夏を乗り切れるようにしたいと思います。ご家庭でも、栄養、休養をしっかり摂りましょうね。特に夏は出かける機会が多いと思いますが、出掛けた後はしっかりと体を休ませてあげられるようにしてあげてください。
じゃがいもパーティー

おいしい食卓
コロナ禍になってから職員は子どもたちと別に食事をとってきましたが、6月中旬から以前の様に子どもたちと一緒に食事をとる事にしました。『もぐもぐ』と口を動かして食べて見せると、同じように口を動かしてみたり、いつもは口にしないものも、『あーん』と一緒に食べてみたり、何よりも、食卓の雰囲気があたたかくなったように感じています。保育の職員だけではなく、調理の職員も、事務の職員も交代で食べているので、この先生誰?と、顔を覗き込む子もいたりします。「おいしいね!」子どもからも、大人からもそんな言葉が飛び交う食卓はとっても素敵です。そして暑さから食欲が落ちてしまうこの季節。ひがとこ恒例のかき氷屋が開店しました。幼児クラスは「イチゴのかき氷ください」と、自分でかき氷をもらいに行くのですが、今日は何色にする?シロップ選びもお楽しみの一つです。


合研に行ってきました
福島県で行われた今年の合研(全国保育団体合同研究集会)。昨年はzoom開催のみでしたが、今年は会場開催+zoom開催で行われました。全国各地で頑張っている仲間たちと意見交換出来る貴重な時間となり、元気をもらって帰ってきました。保育協力ありがとうございました。
会場入りする前に東日本大震災の被災地、浪江町にある請戸小学校に立ち寄りました。現在『震災遺構請戸小学校』として残されているこの小学校は津波により大きな被害を受けました。1階部分はすべて浸水。体育館の床は落ち、給食室の冷蔵庫は部屋の隅に積み重なる。現実とは思えない姿でした。そして原子力発電所周辺は、主要道路は通行できるものの、その両脇は『帰還困難区域』とされ、震災から10年以上がたっても、今後のめどもたたず人が踏み入る事が出来ない。
ここはこれからどのようになっていくのだろう…ここに暮らしていた人たちはどうしているのだろう…という思いと共に、安心して暮らせる社会を作っていくこと、守っていくことの大切さを痛感しました。私に何ができるだろう?私なりに考えてみようと思います
